リスキリング=学びなおし⇒特に「デジタル時代の学び」を指します。
コンソーシアム=共同事業体=ひとつの目的のために集まった個人・企業・団体・国・自治体
つまり、リスキリングコンソーシアムとは、時代の変化を支えるデジタルスキルを提供する人材育成団体のことです。
リスキリングコンソーシアムは、近年の技術の進化と社会の変化に対応するための、新しい取り組みです。この記事では、リスキリングコンソーシアムの基本的な概要から、その活動内容、そして実際の評判について詳しく解説します。
リスキリングコンソーシアムの基本的な概要
リスキリングコンソーシアムは、国や地方自治体、民間企業などが一体となって、日本全国のあらゆる人のスキルをアップデートする「リスキリング」に取り組む新たな試みです。リスキリングとは、新しい職業に就くためや、現在の職業スキルの変化に適応するため、新たにスキルを獲得することを指します。このコンソーシアムは、一人ひとりが学び続け、ビジネスや組織にイノベーションをもたらす人材となるための支援を行っています。
リスキリングを推進している団体が「日本リスキリングコンソーシアム」です。
・2022年6月「日本リスキリングコンソーシアム」を発足
・登録者数:8万5000人以上 (2023年10月末)
・主幹事:Google、特別推進パートナー:経済同友会、協力・後援:総務省、経済産業省、厚生労働省、デジタル庁、各自治体、SUNTORY、J:COM、SBIHoldings、他200以上の参画団体
怪しいものではナイことがわかります。
登録は無料で、メールアドレス、氏名、他、簡単な入力で済みますよ。
トレーニングプログラムは1200以上(無料/有料)あります。自分自身の受講記録も作成でき、モチベーション維持にも役立ちますね!
リスキリングの具体的な取り組み
日本リスキリングコンソーシアムは、さまざまな企業によるトレーニングプログラムの提供や、就職支援、副業・フリーランス・アルバイトなどの幅広いジョブマッチングの機会を提供しています。これにより、全国の人々が学び続ける機会を増やしています。
日本リスキリングコンソーシアムでは、1200以上のプログラムが用意されています。
人気の高いところを紹介すると…
・ Google Career Certificates
・ プロンプトエンジニア入門講座
・ Adobe Illustrator ことはじめオンライン講座
・ データサイエンティスト基礎講座
・ 「企画とは何か」
「資格対策講座」から「音声を聴くスタイル」まで様々です。
目的別、レベル別、会社別でもプログラムが選択できるんですね。
受講時間が細切れに10分サイズになっているものもありました!
隙間時間を活用できる!
就職支援サイトも充実していますよ。
一般の転職サイトからフリーランスのサイトまで多数あります。デジタルスキルがあれば、働き方も多種多様!
リスキリングコンソーシアムの評判
インターネット上では、リスキリングコンソーシアムに関するさまざまな評判が見られます。一部には、この取り組みが怪しいとの声もあるようですが、実際には多くの企業や団体が参加しており、その活動内容も透明性が高いと言えます。
ネット上では、「口コミが少ないプログラムもある」「モチベーションの維持が難しい」との声もありました。確かにそのとおりだと思います。
それを踏まえて、無料プログラムを試してみて、その後有料の資格プログラムに申込むのもアリなのでは? (無料プログラムで完結するものもあります。)
日本リスキリングコンソーシアムのプログラムは多種であり、レベルも初級から上級にわたり個人に合わせて豊富に用意されているのす。コレ!と思うプログラムがきっと見つかります!
モチベーション対策は、上記の「受講記録」を活用する、仲間をつくる、などがオススメです。(アノ手、コノ手を考え、共有しましょう!)
まず、1つ、無料プログラムを見てください。質の良いプログラムですよ。
「経済産業省の審査基準を満たしたもの」なので間違いナシでしょう。
(参考:「無料でリスキリング」が熱い!グーグル、マイクロソフト…一流企業の講義を自宅でも)
リスキリングの必要性
現代社会では、技術の進化や業界の変化に追従するためのスキルアップが求められています。リスキリングは、そのような変化に柔軟に対応するための手段として、多くの人々にとって必要不可欠となっています。
<2023.11.1 日本リスキリングコンソーシアムイベントに寄せて>
岸田総理は、日本にとって更なる経済成長の鍵は,人の底力を高めるリスキリングであるとし、「2026年度末までにデジタル人材を230万人育成する目標に向け、日本リスキリングコンソーシアムはその活性化に精力的に取り組んでいる」という旨の動画を、首相官邸HPに掲載しました。
本気で取り組まないと、3年後には230万人のデジタル人材不足になるということか…大丈夫かなぁ。
暗い気持ちになる必要はありません。
3年前を思い出してください。今は使いこなせている「Zoom」だって、3年前は「え?画面共有ってどうやるの?」という状況でしたよね。個人の努力と共に世の中は変わっていくのです。
リスキリングコンソーシアムの今後の展望
リスキリングコンソーシアムは、今後も日本全国の人々のスキルアップをサポートしていくことが期待されています。そのための新しい取り組みやプログラムの提供など、さらなる活動の拡大が予定されています。
「AIに仕事が奪われる」ということが最近、よく話題になりますね。しかし自分のリスキリング、つまりデジタルスキルをアップデートしておけば、今の仕事がAIに奪われたとしても 自分で次の新し仕事を創造できるいうことです。ポイントは自分自身のデジタルスキルのアップデート!まず一歩を踏み出しましょう。
リスキリングコンソーシアムで新しい自分と出会おう!
自分のリスキングがいかに重要であるか、納得できたと思います。
リスキリングのプラットホームとして日本リスキリングコンソーシアムを利用するのも良し、独自に興味のあるデジタルスキルを学ぶのも良し…です。
「現状維持」だと取り残されてしまいますよ。日々リスキリングを続け、今日1つ自分をDX化し、明日新しい自分と出会いましょう!
「これからの時代に必要なデジタルスキル」を学びなおす、という点がポイントですね。
今は、仕事の進め方もどんどん変化している…現在の仕事を続けるとしても、転職するとしても個人にとって特にデジタルスキルは必須!