リスキリングの研修7選←助成金対象だから中小企業も安心!

リスキリングの研修7選←助成金対象だから中小企業も安心!

近年では、デジタル化や市場の変化に対応するために、リスキリングが企業の人材戦略として重要視されています。

「リスキリング」とは、従業員のスキルを最新の状態に保つために行う教育や研修のこと!

しかし、リスキリング研修を実施するには、コストや時間、内容や効果などの課題も。

本記事では、助成金対象となるリスキリング研修についてご紹介します。

リスキリングの研修7選←助成金が対象

リスキリングの研修7選←助成金が対象

リスキリング研修には、次のようなケースがあります。

  • 企業が自社で行うケース
  • 外部研修会社に委託するケース

外部研修会社に委託する場合、助成金の対象となる研修も多くあります。

ここでは、助成金対象のリスキリング研修を7つご紹介します。

①リスキリングデジタル人材育成研修

「リスキリングデジタル人材育成研修」は、デジタル人材の育成に必要な情報やノウハウを提供するオンラインメディアです。

「デジタル人材」とは、ITスキルやデジタルマーケティングなどの能力を持ち、ビジネスに貢献できる人材のことを指します。

リスキリングデジタル人材育成研修では、デジタル人材の需要や市場動向、教育や採用の方法、キャリアやスキルアップのヒントなど、様々なトピックを取り上げています。

また、デジタル人材育成に取り組む企業や組織を支援するための、コンサルティングや研修などのサービスも提供しています。

②不確実性の高い社会に合ったプロジェクトに対応する手法に関するスキル研修

「ラーニング・ツリー・インターナショナル」では、DX時代における不確実性の高い社会に適したプロジェクトに対応するためのデジタルスキルはもちろん、プロジェクトマネジメント、不確実性対応、ビジネス分析などのスキル研修を提供しています。

不確実性の高い社会に合ったプロジェクトに対応する手法に関するスキル研修
【e-learning】スクラムを中心としたアジャイル開発基礎研修
【基礎編】アジャイルの基礎:はじめてのスクラム
【基礎編】スクラムを利用したアジャイルプロジェクトマネジメント(ケーススタディ演習付)
【ソフトウェア開発者向け基礎編】
アジャイル開発の基礎:スクラム+実装プラクティス
【テーマ別】管理職として知っておくべきアジャイルの概要とポイント
【テーマ別】ソフトウェア開発部門ではない人のためのアジャイルなワークスタイル入門
引用元:https://www.learningtree.co.jp/course/reskilling.html

③日本リスキリングコンソーシアム

Googleが主催!無料で学べる!

「日本リスキリングコンソーシアム」は、60以上の企業・団体が提供するトレーニングプログラムをまとめたサイトです。

このサイトでは、幅広い分野のトレーニングプログラムが提供されており、特にAIやクラウドなどのIT関連分野から、クリエーティブ、デザイン、テレワーク・働き方改革まで幅広い講座が受講可能です。

また、多くの無料プログラムも用意されており、その中でも主幹事であるGoogleが提供する無料プログラムが充実しています。

Googleはデジタルスキル習得の支援に力を入れており、「Grow With Google」プロジェクトを通じて無料のデジタルスキルトレーニングを多く提供しています。

④ProgrammerCollege(個人向け無料IT研修)

「ProgrammerCollege」は、職歴や職種に関わらず、幅広い対象者に向けて、プログラミング研修や就職サポートを提供しています。

オンラインで受講でき、専用のアプリを通じて講師への質問も可能で、1人ひとりにITエンジニアの専任アドバイザーが付き、サポートしてくれます。

また、卒業後にはIT企業への就職支援もあります。

オンラインであってもコミュニティやイベントが充実しているため、孤独になることがなく、自分のレベルに合わせてカリキュラムを選べるため、無理なく学習を進められます。

⑤グロービス

「グロービス」は、MBAやEMBAなどの学位プログラムや、マーケティングや経営戦略からデータ分析まで、ビジネスに役立つさまざまなコース、動画を提供を提供しています。

実践的なカリキュラムと豊富なネットワークがあり、グロービスの教員は、現役の経営者や専門家であり、最新のビジネス知識と経験を受講者に提供します。

また、グロービスの卒業生や受講生は、日本だけでなく世界中に広がっており、互いに刺激を与え合うコミュニティを形成しています。

⑥株式会社富士通ラーニングメディア

株式会社富士通ラーニングメディアは、富士通グループとして、人材育成・研修を目的として設立された企業で、国内最大規模の総合人材研修企業として、ITスキルからヒューマンスキルまで、幅広いコースを受講者に提供しています。

2022年12月2日には、企業内のDX化や、グリーン・カーボンニュートラル化を進める場合に、これに関連する業務に従事させる上で必要となる専門的な知識及び技能の習得をさせるための訓練が対象となる「事業展開等リスキリング支援コース」が創設されました。

また、新たにDX推進に対応するためのリスキリング、個人のマインド醸成、企業・組織のカルチャー変革、最新の技術トレンドなどの分野について122コース拡充しています。

⑦日立アカデミー

日立アカデミーは、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に対応した人材を育成するための研修を提供しています。

この研修では、民間の教育機関が提供するDXに関する職業訓練を提供しており、専門的な知識・技能の習得と向上、または資格を取得するための訓練が含まれています。

eラーニングを利用した職業訓練も提供しており、これにより、従業員は自分のペースで学ぶことができます。

事業展開等リスキリング支援コース←人材育成のため

事業展開等リスキリング支援コース←人材育成のため

賃金助成:960円/1人1時間あたり

「賃金助成」とは、労働者が自発的に受講した訓練費用のうち、一定の割合を助成する制度です。

厚生労働省が実施している「人材開発支援助成金」の中の「自発的職業能力開発経費負担助成金」がこれにあたります。

この制度では、1人1時間あたり960円の助成を受けることができます。

助成率:75%

「助成率」とは、助成金の額が訓練費用の何割になるかを表すものです。

厚生労働省が実施している「人材開発支援助成金」の中の「自発的職業能力開発経費負担助成金」では、助成率は75%です。

つまり、例えば訓練費用が10万円の場合、助成金の額は75,000円になります。

対象者

被保険者であること(アルバイトもOK)

助成金を受けるための要件は「事業主の事業所で雇用保険法第4条に規定される被保険者であること」であり、こちらは正社員、契約社員、アルバイトも対象となります。

  • 助成金を受けようとする事業主の事業所に雇用されている労働者
  • 訓練実施期間中においても、同じ事業所に雇用されている労働者
  • 訓練実施計画届時に提出した「訓練別の対象者一覧」に記載されている労働者

【まとめ】リスキリングの研修

【まとめ】リスキリングの研修

ここまで、助成金対象となるリスキリングの研修を7つご紹介しました。

  1. リスキリングデジタル人材育成研修
  2. 不確実性の高い社会に合ったプロジェクトに対応する手法に関するスキル研修
  3. 日本リスキリングコンソーシアム
  4. ProgrammerCollege(個人向け無料IT研修)
  5. グロービス
  6. 株式会社富士通ラーニングメディア
  7. 日立アカデミー

中小企業にとって、人材の確保や育成が課題となる場合は多いため、リスキリングの研修を活用することが有効です。

しかし、研修費用や時間が負担になることがあるため、これらの研修をぜひ活用してみてください。

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