リスキリングで人気のスキル7選←何を学ぶか悩んでる人必見

リスキリングで人気のスキル7選

数年前からテレワークが普及し、多様な働き方が可能になりました。更に企業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進され、業務の効率アップや顧客への多様なニーズ対応が求められています。
このように私達の働き方に大きな改革が起こっているなか、私たち自身も新たなスキル習得や
スキルのアップデートが必要になっています。

リスキリングで人気の資格スキル7選

リスキリングで人気の資格スキル7選

①簿記2級

財務・会計スキルは安定!

簿記は企業の収支や資産を帳簿に記録・計算し、資金の流れや財政の状況を把握するための資格です。企業の規模・業種に関わらず多くの企業が取得を推奨しています。
また、時代の流れに左右されず信頼度・知名度が高いことが特徴です。

簿記2級は3級に比べると難易度は高くなりますが、実務に沿った、より専門的な知識のため簿記2級の取得がおすすめします。
効率良く自分に合った勉強方法で学習すれば初心者でも合格は可能です。

試験方式

試験会場での受験(年3回)、または
オンライン試験<CBT方式>(随時)

難易度

合格率は約20%と難易度高め

受験料

4,720円

②MOS

最低限のPCスキルがアピールできる

下記のようなマイクロソフトオフィス製品の使用スキルを証明するための資格です。

・Excel(エクセル):表計算ソフト

・Word(ワード):文章作成ソフト

・PowerPoint(パワーポイント):プレゼンテーションソフト

・Access(アクセス):データベース管理ソフト

・Outlook(アウトルック):電子メール、情報管理ソフト

幅広い企業で導入されているソフトなので、即戦力として求められるケースも多いです。
なお、Officeのバージョンごとに試験科目が別れています。レベルも一般レベルと上級レベルがありますが取得順は問いません。

試験方式

全国一斉試験(毎月1〜2回)、
または随時試験(各試験会場が設定した日程。ほぼ毎日実施)

難易度

合格率の平均は下記の通りです

一般レベル:約80%

上級レベル:約60%

バージョンやレベルにより難易度は変わります。

受験料

一般価格と学割価格があります。

科目一般価格学割価格
MOS2019
MOS2016のWord
上級レベル(エキスパート)
12,980円(税込)10,780円(税込)
MOS2013のWord
Excelの上級レベル(エキスパート)
10,780円(税込)8,580円(税込)

③DX検定

ITの力でビジネスの生産性を上げるスキル

テレビや新聞で目にすることも多い、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する検定です。DXとは企業がデジタル技術を活用して業務内容の改善、効率化を図るだけでなく
組織風土そのものを改革しようという試みです。
そういった人材を求める一方、専門知識に精通した人材が足りず、需要が高まってます。

これからますます注目度が増していくDXの知識は身につけておいて損は無いでしょう!

試験はIT先端技術トレンドとビジネストレンドに関する知識が問われます。合格・不合格と判定されるのではなく、取得したスコアに応じたレベルが認定されます。

スコア認定レベル
600点以上DXスタンダードレベル
700点以上DXエキスパートレベル
800点DXプロフェッショナルレベル
試験方式

オンライン<自宅受験>(年2回 1月と7月)

難易度

各レベルの取得率は下記の通りで、スタンダードレベルでも難易度は高めです。

・DXスタンダードレベル:約20%

・DXエキスパートレベル:約10%

・DXプロフェッショナルレベル:約3%

受験料

6,600円(税込)

④G検定

AIリテラシーの高さを図る指標!

AI・ディープラーニングを活用するための知識を有していることを認定するための検定です。
具体的には企業のDX推進に伴う人材育成、AIエンジニアの第1歩としてなど、AIの技術を習得したい人におすすめです。
これからののビジネスにおいてAIの道入はますます加速し、必要とされる分野は広がることが予測されます。それに伴い、デジタルに対応できる人材の需要は高まっていくでしょう。

試験方式

オンライン<自宅受験>(年3回 3月、7月、11月)

難易度

平均合格率は60%〜70%
合格率としては低いものではないためチャレンジしやすい印象ですが、ITエンジニア経験者が受験するため、未経験者からすると難易度は高めになると思われます。

受験料

一般:13,200円(税込)

学生: 5,500円(税込)

受験日から2年以内の再受験の場合は半額で受験可能です。

⑤アドビ認定プロフェッショナル

「Premiere Pro」の動画編集スキルが身に付く

Webクリエイターやデザイナーには欠かせないAdobe製品についての理解度を公認する認定資格です。Photoshop、Illustrator、Premiere Pro等の製品は世界的にメジャーなソフトとして使われています。
そのため、Webサイト、デザイン制作の現場で必要とされる基本的な知識が求められます。

製品開発元のアドビ株式会社が主催する試験資格であるため、合格すれば海外でも通用する国際的な資格です。活躍の幅が広がりますね!

試験方式

オンライン試験<CBT方式>
(東京・千葉・神奈川・京都・福岡の試験会場)

日時は試験会場により異なります。

難易度

残念ながら、アドビ認定プロフェッショナルの合格率は非公開となっています。
しかし、民間資格の合格率から考慮して、7割程度の正解率であれば合格の可能性は高いです。

実機環境、テキスト、公式サイトの模擬演習を使った学習で合格レベルに達することが可能であるため、難易度としてはそれほど高くはないでしょう。

受験料

一般価格:10,780円

学割価格:8,580円

⑥プログラミング能力検定(レベル2)

プログラムがかける人材は転職市場でも人気!

小学生から必須科目に追加されたプログラミングですが、2024年度の大学入学共通テストからは必須となる科目に追加される事となりました。この検定はプログラミングの基礎知識と概念の理解度を図るための試験であり、自分の実力を示すものとなります。
試験はビジュアル言語版とテキスト言語版の2種類があり、それぞれの言語でレベル別の受験となります。

今後取り組む人が増えることでますます注目される資格ですね!

試験方式

オンライン受験
(全国にある約2,000会場にて、毎月開催)

難易度

合格率が公表されていないため不明ではありますが、各レベルによって出題内容や難易度が変わるため、参考書や過去問題を使用して自分にあったレベルにチャンレンジしましょう。

受験料
レベル 受験料
8,700円(税込)
6,500円(税込)
5,400円(税込)
4,300円(税込)
3,200円(税込)
2,100(円税込)

受験する言語に関わらず、レベル別に上記のようになっています。

⑦介護福祉士(介護系の資格)

人手不足で今後も伸びていく資格

高齢化社会が進むに連れ、需要が高まる介護業界の人材ですが介護職の資格のなかでも
唯一の国家資格となるのが介護福祉士の資格です。
専門知識と技術を活かし、利用者のケア・現場職員の指導や育成が求められます。
また、一度取得すると全国どこでも通用することができ、更新する必要もありません。
更に給与面でも、無資格者に比べると有利となるケースが多いです。

取得出来るとメリットも多く、就業先の選択肢も増えそうですね!

実務経験が必要なのが大きなハードル…

介護福祉士の資格を取るためには、介護現場で一定時間の実務経験が必須になります。

2016年の改正前は、実務経験3年以上であれば、国家資格の受験が可能でしたが
現在では実務経験3年以上に加え、実務者研修が必要になりました。

試験方式

筆記試験・実技試験(各年に1回)

難易度

合格率が約70%ということから、難易度は低い方ですが
実務経験が一定時間必要であることを踏まえると、誰もが簡単に取得できるものではありません。

受験料

18,380円

実務に直結した資格スキルが人気!

実務に直結した資格スキルが人気!

リスキリングで人気ではないスキル

TOEICは求められていない・・・

ビジネスに於いてグローバル化が進み、英語を始めとする外国語習得の重要性は高まっています。しかし、TOEICで高得点を取得できていても、実際の業務で即戦力とならなかったり
ビジネスに必要なコミュニケーションスキルが足りなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
まずは実務に直接影響を与えられるスキル磨きを目指しましょう。

秘書検定

幅広い職種で必要とされるビジネスマナーを習得することはとても大切なことです。
しかし秘書検定だけで実務を遂行できるわけではありません。
また、秘書検定よりも難易度が高く、より専門分野に特化した資格はたくさんありますので
インパクトに欠けてしまうかと思われます。
社会人経験の無い人がマナーや一般教養を身につける第一歩としては有利となるでしょう。

具体的でビジネスの生産性向上が目指せる資格が人気!

国の補助金もある!

労働者のスキルアップやキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職促進を図るため
指定の教育訓練を受講・終了したときに費用の一部が支給されるものもあります。
講座によってはオンライン受講や土日受講が可能なものもあり、働きながらの受講可能です。
正社員として働いている人だけでなく、パート・アルバイト・派遣社員でも給付の対象となります。興味のある資格にチャレンジする前に、自治体やハローワークに問い合わせてみましょう。

国や企業の制度を上手く活用してスキルアップをめざそう!

【まとめ】リスキリングで人気のスキル

【まとめ】リスキリングで人気のスキル

そもそもリスキリングが推奨されているのは、技術革新やDX推進などの変化に対応できる人材を確保することが目的です。各企業がデジタル技術を刷新する一方で、需要に合う人材が注目されやすいのでは無いでしょうか。IT系は未経験の方でもまずは第一歩を踏み出すことが大切です。気になる資格、今の仕事に大きく影響する資格には是非チャレンジしましょう。

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