リスキリングで取得すべきおススメ資格7選←補助金も使える

リスキリングで取得すべきおススメ資格7選

リスキリングは、自分のスキルや知識を新たに習得したり、更新したりすることで、キャリアチェンジやステップアップを目指すこと。

今回は、そんなリスキリングで取得すべきおススメの資格についてご紹介します。

リスキリングには、補助金や助成金などの制度もありますので、ぜひ活用しながら資格取得を目指しましょう!

リスキリングで取得するおススメ資格7選

リスキリングで取得するおススメ資格7選

①簿記・財務

簿記2級~

簿記2級以上を取得することで、一般的な商業企業の帳簿処理や財務諸表の作成ができるようになります。

簿記3級よりも難易度が高く、合格率も低いですが、その分価値が高いです。

簿記2級以上を取得すれば、経理や財務の仕事に就くことができるだけでなく、会計士や税理士などの上位資格へのステップにもなります。

米国公認会計士(USCPA)

米国公認会計士(USCPA)は、米国の公認会計士資格で、米国内だけでなく世界中で活躍できる高度な会計専門家です。

米国公認会計士を取得すると、米国基準の財務諸表の監査やコンサルティングができるようになります。

米国公認会計士は、日本の公認会計士よりも難易度が高く、試験科目も多いですが、その分市場価値が高いです。

米国公認会計士を取得すれば、グローバル企業やBIG4(世界最大規模の監査法人)などで働くことができます。

会計の知識はキャリアアップで役立つ

会計の知識は、ビジネスにおいて必要不可欠なスキルであるため、キャリアアップに役立ちます。

また、会計の知識を持っていれば、自分の収支や資産を管理することもできるので、個人的なライフプランにも有効!

簿記・財務の資格を取得することで、自分の価値を高めることができます。

②IT系

ITパスポート

ITパスポートは、情報処理推進機構(IPA)が主催するIT系の初級資格です。

ITパスポートを取得すると、コンピュータやインターネットなどの基本的な知識や用語が理解できるようになります。

ITパスポートは、IT系の資格の中でも比較的簡単な試験ですが、その分幅広い内容をカバーしています。

また、ITパスポートを取得すれば、ITに関する基礎的なコミュニケーションができるようになります。

ウェブ解析士

ウェブ解析士は、ウェブマーケティングやECサイト運営などの分野で活躍できる資格です。

ウェブ解析士を取得すると、サイトのアクセス数やコンバージョン率などの指標を測定し、改善策を提案することができるようになります。

基本情報技術者

基本情報技術者は、情報処理推進機構(IPA)が主催するIT系の中級資格です。

基本情報技術者を取得すると、プログラミングやネットワークなどの専門的な知識やスキルが身につくようになります。

基本情報技術者は、IT系の資格の中でも比較的難易度が高く、合格率も低いですが、その分信頼性が高い資格です。

基本情報技術者を取得すれば、システム開発や運用などの仕事に就くことができます。

MOS

MOSは、「Microsoft Office Specialist」の略称で、マイクロソフトが提供するオフィスソフトウェアに関する資格のひとつです。

MOSを取得すると、WordやExcelなどのMicrosoft Office製品群を効率的に使うことができます。

文書作成や表計算などの業務能力も向上するため、Office製品を使う人におすすめ!

IT人材はフリーランスや独立のステップアップになる

IT分野で働く多くのプロフェッショナルが、伝統的な雇用モデルを超えて新たなキャリアを求めており、その中でも、フリーランスや独立の道が注目されています。

ITスキルがあれば、

  • 自分のスキルや経験を活かして、自由に働くことができる
  • 自分のペースで働くことができる
  • リモートワークや副業など、自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことができる

もし、フリーランスや独立の道に興味があるなら、ITスキルを身につけることは大きなメリットになります。

③データ分析

データサイエンティスト

データサイエンティストは、データの収集、分析、可視化などを行う専門家です。

データサイエンティストの資格は、一般的には大学や専門学校で数学や統計学、コンピューターサイエンスなどの関連分野を学ぶことが必要です。

また、プログラミング言語やデータベース、機械学習などの技術的なスキルも求められます。

データサイエンティストの資格は、ビジネスや研究など様々な分野で活用できるため、高い需要があります。

ビジネス統計スペシャリスト

ビジネス統計スペシャリストとは、ビジネスの問題や課題に対して、統計的な手法や分析を用いて解決策を提供する専門家です。

ビジネス統計スペシャリストになるには、統計学や数学の基礎知識はもちろん、ビジネスの理解やコミュニケーション能力も必要です。

また、データ分析のためのプログラミングやソフトウェアのスキルも求められます。

ビジネス統計スペシャリストの資格は、一般的には大学院レベルの教育を受けたり、関連する業界や分野での実務経験を積んだりすることで得られます。

ビジネス統計スペシャリストは、金融やマーケティング、製造業など様々な分野で活躍できる魅力的な職種です。

G検定

G検定とは、人工知能(AI)に関する基礎知識や応用能力を測る国内初の標準的な資格試験です。

G検定は、AIに関心のある一般の方から、AIを活用するビジネスパーソンやエンジニアまで、幅広い層を対象としています。

G検定は、AIの基本原理や技術動向、ビジネスへの応用方法などを問う試験で、合格者には「AI検定合格証」が発行されます。

統計検定

統計検定は、統計的な思考や分析能力を測る試験です。

統計検定には、1級から4級までの4つのレベルがあり、各レベルで、統計学の基礎知識や応用技術、データ分析の方法論などが問われます。

統計検定は、学生や社会人、研究者など、統計学に関心のある人々を対象としています。

統計検定の資格は、統計学の能力を証明するものとして、教育や就職、研究などで有用です。

ビッグデータを扱えるビジネスパーソンは希少価値が高い

ビッグデータとは、従来のデータベースや分析ツールでは処理できないほど巨大で複雑なデータのこと。

ビッグデータを活用することで、企業は市場の動向や顧客のニーズ、競合の戦略などを把握し、より効果的なビジネス判断を下すことができます。

しかし、ビッグデータを扱えるビジネスパーソンは、高度なデータ分析スキルやビジネス知識を兼ね備えている必要があります。

そのため、ビッグデータを扱えるビジネスパーソンは、現在のビジネス界では非常に貴重な存在となっています。

④語学

TOEIC(英語)

TOEIC(Test of English for International Communication)は、ビジネスや日常生活での英語コミュニケーション能力を測るテストです。

TOEICは、次のテストがあります。

  • TOEIC L&Rテスト:リスニングとリーディング
  • TOEIC S&Wテスト:スピーキングとライティング

TOEICは、世界約150カ国で受験されており、国際的に認知された英語資格です。

TOEICは、就職や昇進の際に有利になるだけでなく、英語学習の目標やモチベーションにもなります。

TOPIK(韓国語)

TOPIK(Test of Proficiency in Korean)は、韓国語能力試験のことで、韓国語の読み書きや会話などの総合的な能力を測る試験です。

TOPIKは、初級、中級、上級の3つのレベルに分かれており、それぞれに聴解、読解、作文の3つがあります。

TOPIKは、韓国での留学や就職、ビジネスやビザ申請などに役立つ資格として認められています。

中国語検定

中国語検定試験(中検)は、日本国内において中国語の学習成果を測る指標として最も多く利用されている資格試験です。

試験では、中国語を読解できる力(読む力・聞く力)と運用できる力(話す力・書く力)が問われ、加えて翻訳する力も求められます。

話せなくても読めればOK!

どの語学系試験も、基本的にはリスニングとリーディングがメインになるため、聞くことと読むことができれば、合格の可能性は上がります。

⑤デザイン資格

Illustrator(R)クリエイター能力検定試験

Illustrator(R)クリエイター能力検定試験は、Adobe Illustratorの基本的な操作や応用的な技術を習得した人に対して、その能力を証明する資格です。

この試験は、グラフィックデザインやイラストレーションなどの分野で活躍するクリエイターを目指す人に向けて、実践的な問題を出題します。

試験の内容は、Illustratorの基本機能やツールの使い方、図形やテキストの編集、色やグラデーションの設定、レイヤーやパスファインダーの操作、エフェクトやシンボルの利用などです。

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、コンセプトメイキングから制作や運用まで、Webデザインに関する知識や技術を認定する資格です。

具体的には、Webサイトの企画・作成・デザインについての基礎知識が問われます。

Webデザイナー検定は、「ベーシック」と「エキスパート」の2つの等級があります。

  • ベーシック:Webサイトの企画・作成・デザインについての基礎知識
  • エキスパート:Webサイトの企画や制作、運用に関する専門的な理解

試験は年2回実施されており、受験資格は特にありません。

Webサイトに携わる会社に就職したいと考えている人におすすめ!

特にアニメに関わる資格は大注目!

近年、アニメ業界は急成長しているにも関わらず、人材不足が深刻化しています。

そのため、アニメに関わる資格を取得することで、就職や転職の際に有利になります。

また、アニメは世界中で人気を集めているため、アニメに関わる資格を取得することで、海外で活躍するチャンスも広がります。

実務経験がなくても取得できる資格も多いので、これからアニメ業界を目指す人にもおすすめです。

⑥介護系

介護福祉士(実務経験必要)

介護福祉士とは、高齢者や障害者などの介護を専門的に行う国家資格です。

介護福祉士の資格を取得するには、介護福祉士養成施設での学科教育と実習を修了し、国家試験に合格する必要があります。

また、介護福祉士養成施設に入学するためには、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上の資格を持ち、かつ介護職員として3年以上の実務経験があることが条件となります。

介護福祉士の資格を持つと、介護保険法に基づくサービスの提供責任者やケアマネージャーなどの役割を担うことができます。

介護福祉士実務者研修(実務経験不要)

介護福祉士実務者研修は、介護の基本知識や技術を学ぶための研修です。

この研修は、もともと「ホームヘルパー1級」という資格でした。

実務者研修には受講資格はありませんので、実務経験がなくても受講できます。

実務者研修を取得することで、介護福祉士試験の受験資格が得られたり、サービス提供責任者になれるので就職や転職に有利になります。

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、基礎的な介護のスキルを学ぶための入門資格です。

この資格は、訪問介護事業所でホームヘルパーとして働く場合に必要となります。

訪問介護事業所でホームヘルパーとして身体介護を行うなら、初任者研修以上の資格が必須となります。

各自治体が、介護人材の確保を目的に、初任者研修の受講料を全額補助する事業を行っている場合もあります。

介護・医療業界の資格を持てばキャリアは安心

介護・医療業界は、高齢化社会の進展に伴い、今後も拡大していくことが予想されるため、介護・医療業界の資格を取得しておけば、就職や転職の際に有利になります。

⑦DX系

DX検定

DX検定とは、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する知識やスキルを評価する検定試験です。

DXとは、デジタル技術を活用してビジネスや社会の変革を促進することを指します。

DX検定には、3つの資格があります。

  • DXアソシエイト:基礎レベル
  • DXプロフェッショナル:応用レベル
  • DXエキスパート:上級レベル

各資格は、DXに関する基本的な理解から、実践的な能力や戦略的な思考まで、段階的に求められる内容が異なります。

DXに興味がある方やDXに関わる仕事をしている方におすすめです!

+DX認定資格試験

+DX認定資格試験とは、DXに関する知識やスキルを有する人材を認定する資格試験です。

この試験では、DXの基礎知識や戦略、実践方法などを問う問題が出題され、初級、中級、上級の3つのレベルがあります。

  • 初級:DXの基本的な概念や用語の理解
  • 中級:DXの戦略立案や実行に関する知識やスキル
  • 上級:DXのリーダーシップやイノベーション能力

+DX認定資格試験は、オンラインで受験できます。試験時間は、初級が30分、中級が60分、上級が90分です。合格基準は、初級が60点以上、中級が70点以上、上級が80点以上です。

VBAエキスパート

VBAエキスパートは、ExcelやAccessのマクロ・VBA(Visual Basic for Applications)のスキルを証明する資格です。

資格はExcelとAccessの2つのアプリケーションについて、「ベーシック」「スタンダード」の2つのレベルがあります。

VBAエキスパートを取得することで、マクロ・VBAスキルを客観的に証明でき、業務や作業効率の向上にもつながります。

仕事を情報の力で効率化

これらのようなDX関連の資格勉強を行うことで、単純作業を省き、生産性を向上させ、人材をより付加価値の高い創造的な仕事に集中できるようになります。

【まとめ】リスキリングにおススメの資格

【まとめ】リスキリングにおススメの資格
  • 簿記2級~
  • 米国公認会計士(USCPA)
  • ITパスポート
  • ウェブ解析士
  • 基本情報技術者
  • MOS
  • データサイエンティスト
  • ビジネス統計スペシャリスト
  • G検定
  • 統計検定
  • TOEIC(英語)
  • TOPIK(韓国語)
  • 中国語検定
  • Illustrator(R)クリエイター能力検定試験
  • Webデザイナー検定
  • 介護福祉士(実務経験必要)
  • 介護福祉士実務者研修(実務経験不要)
  • 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
  • DX検定
  • +DX認定資格試験
  • VBAエキスパート

リスキリングを検討している方にとって、適切な資格を取得することは、新しいキャリアに向けた第一歩となります。

選択肢が多い中で、自身の興味や将来のキャリア目標に合った資格を選ぶことが大切です。資格取得には費用がかかる場合もありますが、補助金や助成金を活用することで、負担を軽減できるかもしれません。

リスキリングを成功させ、新しいキャリアに一歩踏み出すために、ぜひ資格取得の道を検討してみましょう!

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